子供向き探鳥会・・・いいな
「もしもし、鈴木さん、久しぶりです。臼田ですよ。」「北海道から電話しているの?」「そうそう、お願いがあるんですよ。寄稿してほしいのだけど。」「どんな内容、なにを書くの。」「子供探鳥会についてどうですか」こんな会話のやり取りで札幌支部の会報に「子供向き探鳥会」を送ることになった。
奥多摩支部として、わたしを中心に役員交代で初心者向きに「はじめてみませんか、バードウォッチング」を毎月開催している。これが子供向きにあたる。子供が中心とうたっているので、第一に子供に優しく解説もわかりやすくである。そして少々の雨天でも休まず、場所を考えながら安全なところで観察する。あまり暑くてあるくと倒れそうな日には日影のあるあずまやで紙芝居をしたこともあった。参加者はだいたい20人ぐらい、子供たちだけはなく、親子・昔の子供たちもいる。基本は丘陵と河川の同場所で午前中の2時間ていどであるが、学校の夏休み、冬休み、春休みなどにお楽しみ探鳥会で遠出をする。子供の喜ぶのは動物園、そこで容易にみることが出来ないもののひとつのフクロウたちをじっくりみる。また、園内にいる野鳥も穏やかで、以外とじっくりみられるので、親子共々人気がある探鳥会である。そうそう子供のリクエストで、昨年の夏休みに八ヶ岳のふもと探鳥会で柳生会長のいる八ヶ岳クラブへもいったのよ。その時は45人も参加者があった。夏休みに入って毎日猛暑なのにその日だけ雨天で高原は肌寒かった。子供たちにはソフトクリームをごちそうすると約束していたので、それでも寒い寒いと言いながらも食べたので印象深い行事だった。この探鳥会は何でもありの進め方である。
何年も子供を中心にした探鳥会をやっているが、中学生になると部活が忙しくなり来なくなる。でも楽しかった思い出があれば大人になった時にまた活動してくれると信じてやっているのだ。
その中に、大学生になっても休みになると参加してくれ、当支部がブロック会議の担当に当たった時、こころよく手伝ってくれた子(その時は大学生だから大人だね)がいた。ときどき野鳥の会本部の事務所にも顔を出してくれ、本部のボランティアをしてくれたこともあった。最近、彼女から沖縄に旅行したのでそのお土産ですと贈り物が届いた。もう来春から就職するという。成長した子供とこんなやり取りがあると、いつ実るのか見えない探鳥会でもやっぱり「いいな」と思える。
簡単な探鳥会だが長く定期的に続けることも大事と思っているが、一番いいのは、単調でない探鳥会を企画して担当の私たちが楽しんでやってることね。

支部報「カッコウ」2011年12月号より
